こんにちは。長野です。
ブライトリングを語る上で、面白い点として『ロゴ』の変化があります。
特に近年ハイペースでロゴの変更が行われており、お客様とのお話の中でもよく話題に上がります。
今日はそんなブライトリングのロゴを中心にご紹介させて頂きます。
ブライトリングが時計を作成し始めた1900年代初旬、他の時計と同様にロゴを配置していませんでした。
こちらの画像はナビタイマーの前身『クロノマット』です。1940年代はロゴではなく、『筆記体でブライトリング』と印字されたブランドネームのみのロゴを使用していました。
1953年発売の『コ・パイロット』には『筆記体のB+ブライトリング』と記入されています。初めてロゴと言われる『B』が誕生しています。
1954年、ナビタイマーが開発された発売当初は、AOPA(国際パイロット協会)メンバーの限定で発売されました。
その当時のロゴは『AOPAのロゴ』が入り、ブライトリングのブランドネームは印字されていません。
しかしながら裏蓋には『B+ブライトリング』と刻印されています。AOPAロゴを使用した時計は、1966年まで一般向けの時計と同時並行して作られています。
1955年にナビタイマーが世界に向けて一般販売が開始され、それと同時に『AOPAロゴ+ブライトリングのブランドネーム』も印字されるようになりました。しかしながら、紋章のAOPAの文字は消されているのが分かります。ダイヤルの簡素化を目的とされていたようです。ブライトリングというブランドの刻印は世界へのブランドの認知度を向上させることがが目的でした。
1965年から1984年の間は、AOPAのロゴの変化版ではなく、独自のロゴを使用し始めます。それがこちらの『ツインジェットロゴ』です。このロゴはわずかに重なった飛行機2機のシルエットをデザインしたものです。こちらのロゴは新しく作成されたのではなく、実は1958年のトランスオーシャン、スーパーオーシャンのケースバックに登場しています。
1985年から2017年までは『ウイングロゴ』が使用されます。ブランドの再出発を目指して使用されたロゴです。
日本のバブル時代に使用され始めたという事もあり、日本においてはこちらのロゴが最も親しみ深いロゴだと思います。
2018から2021年では、1950年代に使用されていた『B』ロゴが復帰します。
クラシカルなデザインにマッチします。ロゴとしては復活!!となりましたが、日本のユーザー様には親しみが無く最初は違和感を感じた方も多いのではないでしょうか?現在はシンプルな三針モデルに使用されています。シンプルな文字盤には相性の良いデザインです。
2022年は70周年を迎え、最も初期のロゴでもある『AOPAロゴ』が復帰します。クラシックなナビタイマーの歴史を感じていただけるロゴの復帰です。ナビタイマーは70年間大きい変化が無く、どの時代でも愛されているデザインです。パッと見ただけでは今回も似ているように感じます。しかしながら、実機を見ていただくと変えていないところがないぐらいの変化となっています。
確かに些細な変化かもしれませんが、そこにこだわるからこそ最高の一本になっています。
是非皆様も実機を見る機会がございましたら、『ロゴ』に注目してみて下さい。
皆のご来店を心よりお待ちしております。
ブライトリング ブティック 大阪では、金利・手数料が0%のプレミアムクレジットで商品をお手に取っていただけます。
上記モデルで適用すると《月々18,700円 × 60回》でのご購入が可能です。
※信販会社の審査結果によってはご希望に添えない場合が御座います。詳細はスタッフまでお尋ねください。
本日ご紹介の【ナビタイマー B01 クロノグラフ 43】についてのお問い合わせは下記のフォームから受け付けております。
在庫等お気軽にお尋ねくださいませ。