皆様こんにちは。
いきなり時計を水にさらした写真で驚かせてしまいすみません。
なぜこのような写真をお見せしたかったかといいますと、本日のブログは時計の「防水性」についてお話させていただく為です!
カタログや公式WEBページの商品スペック欄に必ずといっていいほど記載されている「防水性」。
日本ではJIS(Japanese Industrial Standard)、国際的にはISO(International Organization for Standardization)のふたつの規格によって定められています。
例えば100m防水が備えられている時計だと、手を洗う・小雨に濡れる等の日常的なものに加え、水仕事やスキンダイビングの際もご着用いただけるスペックとなります。
…ですが実際のところどうなのでしょうか?
ブライトリングウォッチの大半のモデルが100m防水以上を備えておりますが、ほとんどのユーザーの方がご自身で時計を水場で使用されることはないと思います。
『万が一時計が水没してしまったら?』とても不安ですよね。
そんなわけで本日は、スタッフ愛用時計で試してみたいと思います!
上記お写真左から、【クロノマット B01 42(200m防水)】【クロノマット オートマチック 36(100m防水)】【ナビタイマー B01 クロノグラフ 43(3気圧防水)】です。
早速検証していきましょう。
▼クロノマット B01 42 ※スタッフはよりカジュアルな印象にするため、ラバーストラップにつけ替えて着用しています。
まずは冒頭でもお見せした写真のモデルからご紹介。
あらゆるシーンに対応するオールパーパスウォッチとして昨年フルモデルチェンジを果たしたクロノマット。
そのコンセプトの通り200m防水という高い防水性能を保持し、ご覧のような激しい水場でも問題なくお使いいただけます。
JIS・ISO規格でも、スキューバダイビングや飽和潜水にも適したスペックと記述されておりますので、気軽にご自宅での洗浄メンテナンスもお試し下さい。※その際はリューズがしっかりとねじ込まれている状態であることを必ずご確認ください。
続いては…
▼クロノマット オートマチック 36
同じくクロノマットの3針デザインであるこちら。
女性にもお手に取っていただけるようにと追加された絶妙なサイズ感とその薄さが魅力です。
防水性能は100m。ねじ込み式リューズではないので若干不安はありつつも、ブライトリングのスペックを信じてみた結果、、問題なし!
家事や育児で水に触れる環境が多い方でも気兼ねなくご使用いただけますね。
最後はこちら…
▼ナビタイマー B01 クロノグラフ 43
この検証をするにあたって、ちゃっかりとラバーストラップにつけ替えるスタッフ。
備考として、ブライトリングの現行モデルの中で1番低い防水性能は3気圧防水。航空用回転計算尺を備えたナビタイマーやモンブリラン、そして一部の限定モデルなどがこれに当て嵌まります。
洗顔や小雨に濡れる程度が指標で、水場での着用は好ましくないといわれるスペックですが、、
先述のクロノマットと同じように直接蛇口から水を当てるのはさすがに…なので、やや激しめにバシャバシャと手を洗ってみてもらいました。
もちろん水の跳ね返りなどで時計は濡れてしまいましたが、水入りはおろかガラスの曇りなどの症状もありませんでした。
ですが3気圧防水とは、あくまでも日常生活防水を想定したもの。あえて水まわりで作業をするなど、くれぐれも皆様はマネしないでくださいね!
いかがでしたか?
時計に備わっている「防水性」のイメージがより具体的になりましたでしょうか。
皆様が、それぞれニーズに合った1本をお選びになれるよう少しでもお力になれれば幸いです。
ですがここでひとつ覚えておいていただきたいのが、時計の基礎スペックである防水性は、年月の経過でパッキンが劣化することで衰えていくということ。
本来のスペックを最大限活用するために、然るべき頻度で定期的なメンテナンスまたはオーバーホールをお奨め致します。
また、本日ご紹介したモデルの詳細は下記リンクをご覧下さい。
当ブログをご覧の皆様のご来店を心より楽しみにお待ちしております。