こんにちは！河井です。
本日ご紹介させて頂くのは、ナビタイマー B01 クロノグラフ 43 のブラックダイヤルです。
1952年の誕生以来、今も継続してオリジナルのデザインを大きく変えることなく定番人気に君臨し続けています！
半世紀以上もデザインを変えることなくパイロットや航空業界は勿論、広く一般の方に至るまで愛され続けているのは驚きですよね…
他に無いデザインや、機械的な文字盤の細かい目盛り…特徴的なクロノグラフであることも相まって一目惚れだった！と仰って頂くことも少なくないナビタイマーですが、実はただ時を刻む腕時計としてではなく、航空機パイロットがコックピットで実際に使用するプロフェッショナルへ向けて”計器“として開発された経緯があります。

ナビタイマーが計器である事を象徴する機能は、クロノグラフも勿論そうですが、大きくは「航空計算尺」と呼ばれる特徴的な形状のベゼルと文字盤内の目盛りにあります。
航空計算尺とは、かけ算やわり算を始め、航空機の飛行距離や燃料消費率などを計算できる機能を持つプロのパイロット向けに開発された計算機能のことで、別名”フライトコンピューター”と呼ばれ今現在もパイロット達と共にある必須計器の一つです。

1952年 ブライトリングはこの航空計算尺を僅か数センチの文字盤と回転するベゼルに搭載した画期的なモデルを発表します。
そのモデルこそ、世界最大のパイロット協会であるAOPA オフィシャルウォッチにして、現代でも広く支持され続けているナビタイマーです！
ナビタイマーの誕生した1950年代は電子卓上計算機…俗にいう電卓が一般に普及していない時代で、まだ発明さえされていませんでした。
その為、使い方さえ覚えていれば、瞬時に計算が可能な航空計算尺を搭載したナビタイマーはまさに画期的な代物で、フライトプランを練る為にあらゆる計算式で細かな計算を行うパイロット達から絶大な支持を獲得するに至ったのです。
余談ですが、電卓の登場は1960年代なので、ナビタイマーの機能が当時非常に利便性に富んでいたことは、歴史から見ても想像に難くないですね…

ブライトリングの掲げる哲学で「時計ではない。計器である。」という言葉があります。
プロフェッショナルな実用性を追求し続けたナビタイマーは数あるシリーズの中で最もブランド哲学を体現するモデルと言えるでしょう。

いかがでしょうか？
ブライトリングのアイコニックなフラッグシップモデルとして、約70年間定番であり続けるナビタイマー…
今回は”計器”という事に焦点を当てお話しさせて頂きました。改めてナビタイマーの新しい魅力として感じて頂ければ幸いです。
皆様のお問い合わせやご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
最後までご覧頂きありがとう御座いました！

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