いつも ブライトリング ブティック 大阪 のブログをご覧いただき誠にありがとう御座います。
今回ご紹介するのは 私が愛用している「ナビタイマー」について。
皆さまにもお気に入りの1本や、憧れのシリーズなど、腕時計への思い入れは様々な筈…。
本日は私とブライトリングの出会いと共に、ご自身とお時計との思い出を振り返ってみませんか?
※画像のブライトリングはスタッフの私物となります。販売商品ではありませんことを予めご了承ください。

私とブライトリングの出会いは、高校を卒業して間もない頃でした。
当時よりファッションや雑貨が好きで、その日も友人と古着屋や雑貨屋を巡っていました。
あるミリタリーショップに足を運び、ふと軍モノ時計コーナーを見たところ…ある腕時計が目を引きました。
店員さんに声をかけ手にとってみると…ズッシリとした重量感と、まばゆいばかりの金属光沢に驚きました。
使い方の分からないボタンや、ギザギザとしている縁、翼のようなロゴなど、その全てがただただ魅力的…。
その時計の名前は「ナビタイマー」という名前で、パイロットの為の腕時計ブランドであるとのこと。
パイロットが実際に持っているということも相まって、当時とてもカッコ良く思えたのを覚えています。
カッコイイな…欲しい!と思った矢先…ショーケース下段に目をやると32万円との立札。
高額な腕時計であるとは思っていましたが…それでも予想を遥かに上回る金額に愕然…。
就職前の未成年に、とても払える金額ではありませんでした。
諦めて家に帰っても忘れられず、憧れとなった男らしい腕時計。
これが私とブライトリングの出会いのキッカケでした。
皆さまとブライトリングの出会いはどういったものでしたか?

そこから時は流れ、憧れの時計と再会するのはなんと成人式の日でした。
大人の仲間入りとなる記念に父親が腕時計を送ってくれるとのこと…。
願ってもいないプレゼントに、当時の私は嬉しい気持ちでいっぱいでした。
押し入れから取り出された年季の入った袋から出てきたのは、見覚えのある翼のロゴが入った小箱。
まさかな…?とは思いワクワクしながら小箱を開きました。
入っていた腕時計は憧れの「ナビタイマー」の姿そのもの。
紛れもなく飛行機乗りの為のブランド、ブライトリングが目の前にありました。大層驚いたものです。
箱や付属品の日焼け具合からいつ頃買ったものなのか気になっていたところ…。
「お前が生まれた年に記念で買った時計なんだ。使ってたから傷だらけでごめんな(笑)」と父親は言うのです。
つまり、このナビタイマーは 20年前当時購入したもので、私と同い年の腕時計ということになります。
引き継ぐとは当初全く考えていなかったようで、当時から一番大事にしていた腕時計ということで譲ってくれました。
この話を聞き、私は傷も含めて憧れの腕時計に一層愛着が湧き、今の今迄大切に着用しています。
因みにブライトリングは、好きで父が選んだもので私の憧れだったとは勿論知りません。
親子とは似るものと言いますが、まさか腕時計の好みまで似ているとは思いませんでしたね(笑)
こうして私はブライトリングのオーナーとなり、それから別の仕事をしていましたが…
現在 ブライトリング ブティック 大阪 という関西で最も大きな正規代理店でスタッフをしています。
きっと何か縁があったのだと思います。とにかく出会いをくれた父親には感謝ですね。

こういった出会いから、私はどんなモノにでも代え難い価値である思い出が眠っていると信じています。
付加価値という言葉がある通り、モノへの評価は見える価値である商品の価格だけではありません。
昨今は腕時計の価格高騰や品薄に伴い、一部ブランドでは売却価格が定価を上回るなど異常事態が起きています。
しかしこういった時代だからこそ、見える価値だけではなく、見えない価値を大切にしていきたいですよね。
今一度相棒との思い出を振り返っていただき、これからも愛着を深めてくださいね。
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