こんにちは。長野です。
引き続き、1月23日㈪まで開催されている特別展示についてのご紹介です。
前回ご紹介した概要だけでなくデザイン、ムーブメントにフォーカスしたいと思います。

やはり、このモデルの特徴はトゥールビヨンであることです。
お分かりのお客様も多いとは思いますが、まずは簡単“トゥールビヨン”のご紹介をさせて頂きます。
トゥールビヨンは、バランスホイール（テンワ）とヒゲゼンマイ、脱進機を回転ゲージに格納し、全体を永久に動かし続けることにより、精度を左右する重力の影響を補正し、効果的に打ち消す、世界三大複雑機構の一つです。

ブライトリングは、特別なムーブメントを製造するマニュファクチュール・ラ・ジュー・ペレ社と協働で、キャリバーB21を開発いたしました。【プレミエ B21 クロノグラフ トゥールビヨン 42】はトゥールビヨンとブライトリングの特徴でもあるクロノグラフを備えています。12時位置にトゥールビヨンがあるのも珍しいデザインです。
言葉でご説明すると簡単になってしまいますが、クロノグラフのパイオニアであり、特別なモデルであるからこそ実現したムーブメントと言えます。

文字盤には左右対称のダイアル、調和のとれた数字の組み合わせ、同系色の配色が、それぞれのタイムピースの主役であり、12時位置に存在するトゥールビヨンと完璧なバランスを保っています。
ケースバックはサファイアクリスタル製のシースルーバックなので、キャリバーB21の動きを存分に楽しむことができ、18Kゴールドとの対比でローターとトゥールビヨンの裏側がくっきりと浮かび上がる様子を確認することができます。

創業者のレオンは職人であり、その業績により新しい精度基準を打ち立て、2代目のガストンは革新者でした。彼のデザインが私たちの知っている2プッシュボタン式の現代のクロノグラフとなりました。そして3代目のウィリーは、腕時計を機能からスタイルへと導いた、非の打ち所のないセンスを持つ男性です。そのブライトリング3代に冠した素晴らしいコレクションです。

ブライトリング技巧や経験、革新性、スタイルの極みを結集した【プレミエ B21 クロノグラフ トゥールビヨン 42】を是非、店頭でご覧下さいませ。皆様のご来店を心よりお待ちしております。