皆様こんにちは。
以前下記の記事で、当店スタッフたちが自身の愛用時計を実験台に防水性能についてご説明させていただきました。
本日はその第2弾!
ダイバーズウォッチと同等もしくは引けを取らない防水スペックを備える新旧クロノマットで、更にディープに防水性能を検証していきたいと思います。
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まずは備考として、2020年にモデルチェンジされたクロノマット・シリーズについておさらいすると、リニューアル後の『クロノマット B01 42』は200m防水。
一代前の『クロノマット JSP』や『クロノマット 44』は500m防水でした。※限定生産のシースルーバック仕様のモデルは200m防水
リニューアル前のモデルにはクロノグラフボタンにロック機能が備えられており、より防水機能に特化したパワフルなデザインだったため、新型クロノマットの防水性にたいして少し不安を感じておられる方もちらほら。
新しくなったのになぜ防水性能が下がったのか?、ロック機能がなくなったことでタフに使用できなくなったのでは?等々…皆様の疑問もごもっともだと思います。
以前【腕時計の「防水性」について。スタッフ時計で検証も!】という記事でもご紹介しているのですが、200m防水は“スキューバダイビングや飽和潜水にも適したスペック”とされています。
旧モデル同様、気兼ねなくお使いいただける商品なのですが、どうしても心配…という方のためにスタッフが自身の愛用時計で検証してみせます!
今回検証していくのはこの2本のお時計▼
現在生産終了となっている旧モデル【クロノマット44 フライング・フィッシュ】。
全面サテン仕上げが特徴のこちら。ピカピカのポリッシュ仕上げが特徴的なクロノマットの中で異色の存在感を放ち、一定数根強いファンを獲得したモデルです。もちろん防水性は500mです。
先述のとおりクロノグラフ操作のプッシュボタンにもロック機能がついているので、水中での誤操作防止もバッチリです。
そして今回の検証の大本命であるこちら。現行の【クロノマット B01 42】です。
どんな装いにも似合うオールパーパスウォッチとして旧クロノマットのような無骨さを抑え、モダンなデザインにリニューアルされました。
リニューアル後は限定・レギュラー問わずシースルーバック仕様となり、防水性は200mに統一。
もちろん普段使いには何ら問題のない満足の防水性能ですが、、検証してみましょう!
まずは安心の500m防水を備える旧クロノマット。
なかなか衝撃的なビジュアルですね…。
いくらダイバーズ並みの防水性といえど、ここまであからさまに水に浸かってしまうようなシーンは日常生活ではありませんよね。
数分間しっかりと水に沈めたあとに引き上げます。
はい、当然の結果といいますか、全く問題ありません。
しっかりと定期的なメンテナンスを受けていれば、海やプールでもご着用いただくことができますよ。
その際、リューズがきちんとねじ込まれている状態であることをご確認下さいね。
それでは同じようにして、、
現行のクロノマットもしっかりと水に浸からせていきましょう。
数分経ってから取り出してみます。
こちらも問題ありません!
これくらいの水深ならばどちらのクロノマットも影響はなく、安心してお使いいただけます。
既にお持ちの方でブレスレットやケース裏側の汚れが気になるという場合には、歯ブラシ等を用いてご自宅でメンテナンスに挑戦してみてはいかがでしょうか?
それでは番外編を少し・・・
はい、こちらはちゃっかりとレザー → ラバーストラップにつけ替えたナビタイマーです。
こちらのモデルも決して非防水ではありません、3気圧防水が備わっています。
JIS・ISO規格では、あくまで“日常生活での汗や洗顔のときの水滴、雨などに耐えられるもの”とされ、水仕事・水上スポーツ・潜水には使用できず、水圧の変化が激しい条件では使用しないのが鉄則です。
ですが、、
こんな事故があるかもしれないじゃないですか?!!
ということでほんの少しだけ…(リューズ側はさすがにこわいので)浅めの水に沈めてみましたところ、無事でした。
その後しばらく着用しましたが精度にも影響はなく、数日経ってもガラスのくもり等の症状はみられません。
今回、皆様へのサービス精神とほんの少しの興味と出来心により、スタッフの完全自己責任で検証してみましたが幸い水没等しておりません。
ただし、同じ状況下であっても個体の状態によっては水入りの原因になりえる大変危険な行為です。皆様はくれぐれもマネしないようにして下さいね。
※この検証はナビタイマーの水中での防水性を保証するものではありません。
いかがでしょうか!
改めて、クロノマットの防水性能に安心感を持っていただけたかと思います。
本格的に潜水を目的とされる場合はその限りではありませんが、500mと200m防水では普段の生活でその性能の違いを実感することはなく、どちらも快適にご使用いただけるスペックです。
また現在ブライトリング ブティック 大阪では、生産終了したクロノマット JSPもお手に取ってご覧いただけます。こちらは在庫限りとなりますので是非お早めに・・・!
皆様のご来店をスタッフ一同心よりお待ちしております。