こんにちは！河井です。
11月も半ばに差し掛かり、世間も少しずつ年末ムードになっていますね。
年明けは、去年なかなか行けなかった、初詣や初売りが楽しみですね！

本日ご紹介するのは「アビエーター8 B01 クロノグラフ 43 モスキート」です。
ブラックとシルバーのコントラストが美しい文字盤と、ヴィンテージ感のあるレザーベルトでよりレトロに纏まった一本。
第二次世界大戦で運用され、時を経て尚、伝説の戦闘機として現代に語り継がれる“デ・ハビランド・モスキート”を讃え製作されたモデルです。
今回はこちらのモデルのディテールを、偉大なる戦闘機モスキートの歴史と合わせてご紹介致します！

まず初めに、今回のモデル名にもなった、デ・ハビランド・モスキート(以下モスキート)とはどんな戦闘機なのかご紹介します。
モスキートは第二次世界大戦中、主にイギリス空軍にて運用された“爆撃機”です。
この機体が現代にまで語り継がれる理由は多くの戦果を上げたから…だけではありません。
他の機体とは明確に違った“特異な点”がある歴史に残る傑作機であったからです。

唐突ですが、皆様は戦闘機や飛行機と聞いた時、その機体素材にはどんなものが思い浮かびますか？ 
飛行機や戦闘機がお好きな方はカーボンやジェラルミンが思い浮かぶかもしれませんが、分厚い金属を思い浮かべませんか？
ではモスキートはどうなのか？というと…なんとプロペラやエンジンなどの一部を除き、金属が使われていないのです。

金属を使わない飛行機…？ならモスキートの機体素材って何なの？
実はモスキートの機体素材は“木”であり、軽量な“木製爆撃機”なのです。
当時の戦闘機はジェラルミンなどの金属を用いるのが普通で、第二次世界大戦真っ只中、近代的な金属製戦闘機が空を翔る時代でした。
前時代的な木製の飛行機が戦時中重宝され、広く戦場の空を飛び、何故多くの戦果を上げられたのか？

その秘密は飛行機において重要な要素の一つ”速度”にあります。
当時のイギリス空軍最速の戦闘機は、時速約600kmでした。(リニアモーターカーの最高速度とほぼ同じ)
しかしこのモスキートは時速630kmを叩き出し、爆撃機でありながら当時イギリス空軍最速の飛行機となったのです。

木製素材であるメリットはまだまだあります…！
・金属素材より機体の密閉度が高く、高度10,000mを超える上空でも隙間風が少ない為、断熱性に優れていた。
・レーダーにも察知されにいくいという効果があり“最初期のステルス機”とも言われるほどのステルス性を多くの作戦で発揮。
・生産が比較的安易で、町の木工職人なども製造に携わることが出来た為、生産効率が高かった。また修繕も安易であった。

冒頭でお話した“特異な点”とは、時代錯誤の木製でありながらイギリス空軍最速にまで上り詰めた歴史とその技術力にあったのです。

それでは、偉大なるモスキートを讃えたスペシャルモデルのディテールを紹介します。
43mmのケースは定番のナビタイマーB01 43と同じ大きさになっており、腕に沿うような形状のラグが装着していても疲れを感じにくくさせています。
文字盤はブラックとシルバーのシンプルな構成で、レッドの差し色はモスキートの機体にあしらわれた軍の円盤マークを彷彿させますね。
ベゼルはDLCコーティング仕上げを行っており、重厚感のある黒がよりコックピットの計器を感じる雰囲気を醸し出しています…

サテンとポリッシュを組み合わせたケースは、肉厚で高級感がありミリタリーウォッチでありながら、クラシックな印象も与えます。
ヴィンテージ感のあるレザーベルトも相まって、カジュアルでもビジネスシーンのスーツの袖元にもしっかりフィットします。
私のオススメの合わせ方はモスキートを活かした、ミリタリージャケットとのコンビネーションです！
どこか戦場と空を感じさせる雰囲気が、袖元からトータルコーディネートをワンランク上に仕立ててくれること請負です。

いかがでしょうか？
かつて英国の空を駆り、今や伝説の一機として数えらえる爆撃機モスキートを讃えたモデル…
モスキートを知っている方やそうでない方でも、抜群にカッコいいカラーリングは一見の価値ありです！
実機がご用意できる今こそ、お出かけの際には是非お店にいらしてくださいね！
皆様のお問い合わせやご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
最後までご覧頂きありがとう御座いました！

【アビエーター8 B01 クロノグラフ 43 モスキート】についてのお問い合わせは下記のフォームからも受け付けております。