こんにちは！河井です。
早朝は肌寒い日が続いていますね。窓を開けて寝ていたら風邪をひきそうになりました (笑)
まだまだ寒暖の差がある日々、皆様も体調管理にはお気をつけて！

本日ご紹介させて頂くのは、アベンジャーオートマチック 45 シーウルフ のイエローダイヤルです。
衝撃耐性に優れた堅牢なケースを採用したアベンジャーは、空の冒険者へ高い信頼と安全を提供し続けてきました。
今回は宇宙と並ぶ人類未踏の地と呼ばれる”深海“の冒険者を強力にバックアップするプロフェッショナルモデルをピックアップ！

ブライトリングで水中活動へ向けた時計といえばダイバーズウォッチのスーパーオーシャンでは…？と思われた方はその通りです！
ご存知の通り、アベンジャーはあくまで現代的なパイロットウォッチとして”空”に位置付けられたシリーズであることは間違いありません。
では、それが何故海中で着用することが出来るのか…？本体の性能に基づきこのハイスペックモデルを紐解いていきます。

まず目に飛び込んでくるのは目が覚めるほどの鮮烈な”ブライトリングイエロー“の文字盤。
黄色は水中で白色と並び非常に視認性の高い色で、ブライトリングの中でも特にプロスペックのものに採用されてきました。
ブライトリングイエローはダイビング機材や潜水艦などによく採用されている黄色と同じ発色を放っており、暗い海の底でミッションを行うプロダイバー達の命綱と成り得る最高の視認性を持った特別なカラーなのです！

このシーウルフは時計本体各所に水中で着用するにあたっての対策設計が為された、海のエキスパートと呼べるモデルに仕上がっています。
対策設計を象徴する機能の一つである“ヘリウムガスエスケープバルブ”を本体側面に搭載しており、この機能によって水深100mを優に超える深海への潜水を可能にしています。

え…？そもそもヘリウムガスエスケープバルブって何？ 何故それが付いてるからって深海へ潜れるの？…そう思われた方もいらっしゃるかもしれません。
是非ご説明させてください！

まずヘリウムとは、精密に設計されている時計の僅かな隙間に入り込める程分子が小さく、時計の内部に侵入することが出来るガスの一種です。
そのヘリウムが水中で作業中のダイバーの時計内部に侵入、蓄積することで圧力を生み出し、次第に時計内部を圧迫していくのです。
ダイバーが作業を終え、海上に浮上するにつれ、時計にかかる外部からの圧力(水圧)は下がっていき、時計内部ヘリウムの圧力が外部の圧力を越えます。
圧力に時計が耐えきれなくなった時、ガラス風防が内部から破裂してしまい、その破片がダイバー本人や機材を傷つけてしまう重大な事故に繋がるのです。
生命維持装置なしでは水中で呼吸が出来ない人類にとって、ほんの些細なことであっても安全性を損ない、命に関わる重大なアクシデントになりかねません。
それらの事故を防ぐべく時計内部に蓄積したヘリウムを自動で外へ逃がすことで、減圧を行う画期的な機能が発明されます。
それこそがヘリウムガスエスケープバルブなのです。過酷な深海で確たる実績を持って、安心と信頼を獲得した本物のプロ仕様の機能と言えます。

アベンジャー シーウルフの凄さと深海への対策設計はそれだけではありません。
特筆すべき点はなんと言っても他のモデルを寄せ付けない防水性能にあるでしょう。驚きの300気圧防水、つまり水深3,000mまで耐えることが出来ます。
ブライトリング屈指のダイバーズラインであるスーパーオーシャンでも、500～2000m防水が主なラインナップとなっています。
そんなスーパーオーシャンの倍以上もの防水性能を誇るアベンジャー シーウルフは防水性能だけでも恐ろしいほどにハイスペックな一本なのです。

いかがでしょうか？
ダイバーの為に考え抜かれ、リスク管理を行いプロユースを追求した異色のアベンジャー…
アメリカの原子力潜水艦の名前を冠する”シーウルフ”はミリタリーらしさも全開で一見の価値アリだと思います！
実用性に基づき個性派カラーを携えた、男のロマンをくすぐる一本を是非店頭にてご覧くださいませ。
皆様のお問い合わせやご来店をスタッフ一同、心よりお待ちしております。
最後までご覧頂きありがとう御座いました！

【アベンジャー オートマチック シーウルフ45 】についてのお問い合わせは下記のフォームからも受け付けております。